MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険㈱は、埼玉大学と「テレマティクスデータを用いた交通静隠化対策システム」に関する共同研究を開始したことを公表した。
同社はテレマティクス自動車保険のパイオニアとして、安全運転を支援するためのアラート機能や、運転挙動を保険料に反映する商品を提供しており、従来の自動車保険に比べ14%の事故頻度低減を実現するなど「安全・安心なクルマ社会の実現」に資する取り組みを行っている。また、「地方創生プロジェクト」を立ち上げ、地域の「まち・ひと・しごと」に係る課題解決に役立つメニューを提供することにより、地方自治体や地域金融機関等の地方創生の取り組みを支援しており、埼玉県内においても、25自治体と連携協定を締結し、県内の地域課題解決の取組みを進めている。
埼玉大との共同研究により、同社のテレマティクスデータと埼玉大が持つ交通工学の知見を掛け合わせることで、さらなる地域の安心・安全に貢献していく。今後、埼玉県内をフィールドとして様々な実証実験を開始し、これらの分析環境や調査研究の結果を県内自治体や警察などにも積極的に情報提供し、幅広い領域における社会への貢献を目指す。