8月11日から15日にかけてトルコ・イスタンブールの主催によりオンラインで開催された「第17回国際地理オリンピック」で、新潟県立新潟高校3年の乙川文隆さん、灘高校3年の中森 遼さんが最高賞となる金メダルを獲得した。また、筑波大学附属駒場高校2年の片山大誠さんが銀メダル、智辯学園和歌山高校3年の金澤政慧さんが銅メダルに輝いた。
国際地理五輪は1965年にエストニアの大学生が企画した「環バルト海地理競技会」をルーツとしており、第1回大会は1996年にオランダで5ヵ国が参加して実施した。
わが国は2008年から参加しており、毎年4名の高校生らを選手として派遣。昨年の高いは新型コロナウイルス感染拡大により、今年に延期された。一昨年は44ヵ国・地域から高校生ら166名が参加。わが国は銅メダル1個という結果となった。
今年は46ヵ国・地域から高校生ら182名が参加。金メダル2名、銀メダル、銅メダル各1名という好成績をあげた。