国文学研究資料館は、5月13日㈮午後1時から創立50周年記念式典を開催し、同館YouTubeチャンネルから配信する。翌14日午後には渡部泰明館長と作家林 望氏による記念講演会を行い、オンライン配信する。
また、13日から8月31日まで創立50周年事業として、記念展示「こくぶんけん〈推し〉の一冊」を開催する。
国文研は、昭和47年(1972年)に創立してから今年で50周年を迎える。記念式典では挨拶や祝辞のほか、田渕句美子早稲田大教授、小林一彦京都産業大教授、齋藤希史東京大教授、クリスティーナ・ラフィンブリティッシュ・コロンビア大准教授ら8名による講演を行う。
また、記念講演会では、渡部館長が「雲は美しいか―日本語の美意識」、林氏が「『徒然草』を読む楽しみ」と題して講演する。記念展示は、国文研に所属する研究者が同館所蔵資料から選んだ「〈推し〉の一冊」の展示に加え、同館の代表的な資料、新収資料の展示を行う。