■ポイント□
〇東海3県で最大規模の看護学部に
〇ICT活用した学修環境など充実した教育
〇教員一人に学生8名の少人数教育を実現
名古屋市立大学は、5月31日に文部科学大臣あて看護学部の入学定員増員申請書を提出しました。承認されれば、令和5年度から東海3県の国公立大学で最大規模の看護学部となる。
名古屋市大では現在、看護学部の学生は、1年次の教養教育は滝子キャンパスで、1~4年生の専門教育は桜山キャンパスで授業を受けている。令和5年度からは名古屋市立中央看護専門学校の統合により新たに名古屋市東区の葵校舎が加わり、ICTを活用した学修環境の充実と教育研究指導の発展進化により、一層充実した教育環境が整う。
名古屋市立大病院、医学部附属東部医療センター・西部医療センターの3病院合計で約1800床の病床を持ち、さらに令和5年度からは緑市民病院、厚生院附属病院が加わり、国公立大学で全国最大規模の附属病院群となる恵まれた環境で、充実の病院実習を受けることができる。
教員体制の拡充により、教員一名に学生約8名という少人数教育を通じて人間形成にも重点を置き、卒業時には幅広い学識と研究心を兼ね備え、人を尊重し高い倫理観を持ち、人々の健康に貢献できる看護のプロフェッショナルを育成する。