名古屋市立緑市民病院は、今年4月に名古屋市立大学医学部の附属病院として、『名古屋市立大学医学部附属みどり市民病院』に生まれ変わる。そこで、新たなスタートを広く周知し、これまで以上に地域住民に親しまれる病院としていくために、ロゴマークの公募を実施し、緑市民病院大学病院化準備委員会による審査の結果、採用作品決定した。
ロゴマークの選ばれたのは、名古屋市昭和区在住の矢部達也さん(学外応募者住)による作品。矢部さんは作品に込めた想いを次のとおり説明している。
~製作者の意図(原文抜粋)~
「緑」が「みどり」と平仮名に改称されたことを強調するため、「み」から図案。文字の存在感を出し過ぎないよう、90度時計回りに回転させて、花のイメージを作った。花は誰にも語りかけ、誰の心も元気にさせる、病院に相応しいモチーフと思う。胸を張ったような凛々しい姿は、医療で地域を支える自信と、ケアシステムの発展を象徴。茎から花にかけ、くるりと大きく結びを作ったラインは地域の包括や、地域との調和を象徴している。葉は両手を広げ、地域の方々をお迎えしている。花は「診る心」「学ぶ心」とともに、地域医療へ貢献する「ケアの心」という思いを込め、ハートの形にした。