内閣府と国土交通省では、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動運転(システムとサービスの拡張)」における取組の1つとして、山形県東置賜郡高畠町の中心部での長期間(33日間)の実証実験を、10月11日に開始する。
内閣府と国交省では、高齢化が進行する中山間地域における人流・物流の確保のため、「道の駅」等を拠点とした自動運転サービスの社会実装を目指し、平成29年度から実証実験を実施している。
山形県東置賜郡高畠町では、道の駅「たかはた」を拠点とした短期間の実証実験を平成29年度に実施。走行環境や社会的受容性、地域への効果などについて検証を行ってきた。
今年度は短期間の実証実験を踏まえ、長期間の実験に向けた地域実験協議会を2回開催し、検討を進めてきた。
今回、高齢者などの利用需要が多い町中心部において、これまでの地域協議会での検討を踏まえた検証及び全国初となる磁気マーカを活用したカートタイプでの技術検証のため、長期間(33日間)の実証実験を行うこととなった。