内閣府と国土交通省は、中山間地域での道の駅などを拠点とした自動運転サービスを、10月4日から島根県飯南町の道の駅「未来抗原」で本格導入する。中国地方では初の試み。
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動運転(システムとサービスの拡張)」での取組の一環として、高齢化が進行する中山間地域での生活の足の確保などのため、「道の駅」などを拠点とした自動運転サービスの実証実験を平成29年度より全国18ヵ所で実施してきた。
今回始まる飯南町での本格導入は、こうしたこれまでの技術面やビジネスモデル等に関する実験結果を踏まえ、関係機関が協力し中国地方で初めて本格導入するもの。
SIP自動運転で取り組む地方部での自動運転サービスの社会実装としては、秋田県北秋田郡上小阿仁村、滋賀県東近江市蓼畑町、福岡県みやま市に続く、4例目となる