内閣府では、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」の2020年までの3年間の研究開発の成果や情報を整理して、中間成果報告書にまとめ、ホームページで公開した。自動運転に関するSIPの取組について理解を深め、成果を広く活用してもらうために取りまとめたもの。
平成30年度(2018年度)に開始した戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」(SIP自動運転)では、Society5.0の実現に向け、産学官共同で取り組むべき自動運転の共通課題(協調領域)の研究開発及び国際連携、社会的受容性の醸成活動を推進している。
現在、①交通環境情報の構築と配信、②地理系データの流通ポータルの構築、③仮想空間での安全性評価環境の構築、④サイバーセキュリティの評価手法の確立‐の四つを最重要テーマと定め、実用化・事業化を推進している。これらのテーマを中心に、これまでの3年間の研究成果や情報を整理し、中間成果報告書という形にまとめた。
SIP自動運転の後半期と終了後でも、多くの人々に研究開発成果の利用を可能とするため、ホームページに公開。同省では多くの活用を促している。