内閣府は、「第4回日本オープンイノベーション大賞」の公募を開始した。同大賞は、組織の壁を越えて知識や技術、経営資源を組み合わせ新しい取組を推進するオープンイノベーションのロールモデルとなる先導的又は独創的な取組を表彰、発信することにより、オープンイノベーションをさらに普及させ、わが国のイノベーション創出を加速することを目指している。
優れたロールモデルを発掘するために、現在行われている取組の中で、特に連携の取組や仕組みづくり等に着目した選考を行う。また、従来の産学官連携だけでなく、産産連携や市民、ユーザー等が参画したオープンイノベーションなどの幅広い連携についても対象として、多様で新規的な取組についても称えることで、わが国のオープンイノベーションの拡大を図る。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と戦う技術・サービス、コロナ禍での市民生活・経済活動などを支える技術・サービスやポストコロナの社会変革や社会課題の解決につながる優れた取組の応募を推奨することで、オープンイノベーションによるニュー・ノーマル確立の推進への貢献を図る。
表彰の対象は⑴科学技術イノベーション創出に係る活動において、外部と連携する際の工夫や仕組みづくり等において先導性又は独創性が認められるもの(連携の工夫や仕組みづくり等において優良な事例又は着想)、(2)持続可能な開発目標(SDGs)をはじめ、現在から将来にわたり存在する若しくは出現することが予想されるニーズや課題の解決等を通じて、社会や産業の在り方に革新を起こすことが期待される先導的又は独創的なもの(将来の社会や産業の在り方に革新をもたらすこと等が期待される事例又は着想)。
提出期限は10月11日まで。提出書類の様式及び提出先は、「日本オープンイノベーション大賞」ウェブサイト(URL:https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/index.html)から取得、確認できる。