中央大学は5月18日、東京都墨田区の東京東信用金庫との間で産学連携協力協定を締結した。コロナ禍のために相対での協定締結式は行わなかったが、同日オンラインで中央大の福原紀彦学長と東京東信金の中田清史理事長らが懇談。今後の具体的な活動について早期に協議し、実施することを確認した。
この協定は、東京東信金が主に展開する墨東地区(墨田区、江東区など)の中小企業を対象に、地域社会での技術開発、技術教育などを支援するとともに、新事業の創出など地域の産業振興につなげることを目的に、産学連携活動を推進。相互の協力のもと、産学連携に関する事項を円滑かつ効果的に実施されるために必要な事業を実施する。
具体的には、①民間企業等との共同研究、受託研究、②技術相談、③科学技術情報などに関する講演会、セミナー、見学会、④経済情報などに関する講演会、セミナーを実施。さらに、⑤大学発ベンチャー等新事業創出のための技術移転に関しても取り組むこととしている。