2021年11月4日 【中央大】学生が丹波村と連携しソフトクリーム開発 道の駅で販売

 

中央大学商学部は地域連携型PBL(問題解決学習)によりSDGsを実践するビジネス人材を育成しており、この取組の一環として学生5人が山梨県丹波山村と連携し、村の伝統作物である『地芋(落合いも)』を活用したじゃがいもソフトクリーム『幻のじゃがいもソフト』を商品開発した。さらに、10月30日から丹波山村の『道の駅たばやま TABAテラス』で商品の発売を開始した。

丹波山村の伝統作物である地芋(落合いも)を使用した同村限定のオリジナルじゃがいもソフトクリームを、㈱あいすくむりの協力の下、開発することに成功。滑らかな食感と甘さを抑えたことで、老若男女問わず全ての方に食べやすいソフトクリームとなっている。

学生が丹波山村を訪れ現地調査を行った際に、丹波山村の伝統作物である地芋(落合いも)が絶滅の危機に瀕していることを知った。地芋(落合いも)は市場に流通することはほとんどなく、生産者の高齢化や人口減少によりほとんど生産されていない。

『幻のじゃがいもソフト』は、〝古くからの伝統作物である地芋を未来に繋いでいきたい〟との想いから開発したもの。同大では、今後は生産者を増やす取り組みを行うこととしている。


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