中央大学は、10月に米国ノートルダム大学で(Global University Summit)が開催されたグローバル大学サミットで、日本国内高等教育機関としては初の「Rome Call for AI Ethics(人工知能(AI)の倫理的ガイドライン)」に署名した。
ガイドラインは、AIの設計、開発、導入に対する倫理的アプローチの確立を目指し、倫理、権利、教育にまつわるコミットメントを行い、国際機関、政府、機関、民間企業が共通の責任感を持って未来を創造することを目指している。
2020年にAI倫理の六つの原則である①透明性、②包含、③責任、④公平性、⑤信頼性、⑥セキュリティとプライバシー‐を掲げ、バチカンが主導し、マイクロソフト、IBMといった世界的IT企業と、国際食糧農業機関、ローマ教皇庁ライフアカデミー、イタリア政府が協賛して署名した。
今回、同大ELSIセンター所長の須藤 修教授が学長代理として署名式に出席した。