スポーツ庁は、平成29年度から大学スポーツアドミニストレーター配置事業(SA事業)を実施するなど大学スポーツ発展のための取組を進めており、先月末に大学スポーツの発展につなげることを目的としたシンポジウムを開催した。
シンポジウムでは、SA事業受託大学による先進的取組の報告をはじめ、大学スポーツの課題などに関するパネルディスカッションが行われた。同庁では、シンポジウムの模様を動画で配信(https://youtu.be/7zk8fmMpwHM)するとともに、会議資料を公開している。
SAは、教育、研究、課外活動及び社会貢献を含め学内のスポーツ活動に一定の知識・経験を有しつつ、大学スポーツの事業開拓とブランド力の向上を推進する力を有し、学内のスポーツ活動の企画立案、コーディネート、資金調達等を担う者を指す。
例えば、大学のスポーツ施設の活用を検討する場合には、大学の仕組み(法制度、学則、三つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラムポリシー、アドミッション・ポリシー)、学事日程)だけでなく、スポーツ施設の運営方法や収益モデルも理解しながら、学内外を調整して大学スポーツを円滑に推進する。