内閣府では宇宙ビジネスの裾野拡大及び宇宙ベンチャーの創出・育成に向けた活動の一環として、2017年から、宇宙を活用したビジネスアイデアコンテスト「S‐Booster」を行っている。今年は、事業4回目の開催となる「S‐Booster 2021」を実施、3月23日にビジネスアイデアの募集を開始した。締め切りは5月20日まで。
日本国内だけでなく、アジア・オセアニア地域を対象に、起業や事業化を目指す社会人、学生や個人、異業種等から幅広くビジネスアイデアを集め、専門家によるメンタリングを通じて、事業化をサポートする。
募集テーマは、①宇宙を活用するビジネスアイデアと、②スポンサー企業の提示テーマに沿ったビジネスアイデア。アジア・オセアニア地域からの応募については、日本との連携があるものとする。令として、日本の宇宙機器や宇宙システム(準天頂衛星システム「みちびき」、「Tellus」、日本の機関・企業のロケット、衛星、サービス等)の利用などを挙げている。
最優秀賞には1000万円授与
さらに、優れたアイデアは表彰し、事業化のための副賞を授与。最優秀賞は1000万円、審査員特別賞、アジア・オセアニア賞は各100万円、スポンサー賞は50万円がそれぞれ贈られる。スポンサーとしては、㈱NTTドコモ、スカパーJSAT㈱、ソニー㈱、第一生命保険㈱、㈱本田技術研究所が名を連ねている、
また、JAXA賞も設けており、受賞者にはハンズオン支援が行われるとともに、JAXA広報誌での特集で取組を紹介する予定。問い合わせはS‐Booster事務局(電話03‐6206‐4902)まで。