スタートアップ・キャンパスの整備を
CSTIが好循環形成へとりまとめ案
国立大の地方銀行基金への出資拡大も提唱
高等教育機関を中心とする産学官が連携して取り組むことでスタートアップ(新興企業)が次々と創出することにより、世界を席巻するイノベーションが生み出される―。長く海外と比較して相対的な停滞が指摘されているわが国経済を再び勢いづかせるため、こうした社会のありようである「スタートアップ・エコシステム」を形成することが求められている。総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)を中心に、イノベエコシステム構築に向けた議論が進んでおり、6月2日に岸田文雄首相が出席して開催されたCSTI会合で取りまとめ案が示された。民間資金を基盤として運営される「スタートアップ・キャンパス」の整備を提唱。研究者に世界と競争可能な給与や研究環境を提供することで、国際的な研究・スタートアップ創出拠点を形成することを求めている。
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【目次】
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