4年度に経営統合 樽商大・帯畜大・北工大
新法人名は「北海道国立大機構」、本部は帯広に
理事長は学外者、学長は兼務せず(経営方針中間まとめ)
2年後となる令和4年4月の経営統合を目指している小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学の北海道3国立大学は、新たな国立大学法人の経営方針などに関する中間まとめをこのほど公表した。新法人名は「北海道国立大学機構」で、3大学の中間地点である帯広市に法人本部を置く。また、法人の長である理事長は学外者とし、大学の長は兼ねないことを原則とする。3大学では北海道国立大機構創設に向け、来年度は新法人の中期目標計画(素案)の策歳作業や、業務統一化システムの導入によるコスト削減方策の策定、新法人の諸規定の整備などを推進。さらに翌令和3年度は速やかに理事長候補者を選考するとともに、設立準備委員会を設置し、円滑に新法人へと移行できるよう準備を進める方針だ。
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