脱炭素実現へ10年間で150兆円超
1年あたり17兆円 岸田首相が積極投資決意
財源は『GX経済移行債』、先行調達し速やかに
岸田文雄首相は、約150兆円を超える投資を今後10年間で行い、2050年までに脱炭素を実現させるとの決意を、5月19日に開催されたクリーンエネルギーに関する有識者懇談会で表明した。裏付けとなる将来の財源を確保しながら20兆円ともいわれている必要な政府資金を『GX経済移行債(仮称)』で先行して調達し、速やかに投資支援に回していくことと、一体で検討することとした。
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