経団連が大学教育改革で提言
一律の設置基準「質向上の阻害」
『統合レポート』作成・公表も提唱
日本経済団体連合会は、「新しい時代に対応した大学教育改革の推進」と題した提言を取りまとめた。800以上の高等教育機関に一律の基準を適用する現行の大学設置基準は「各大学の創意工夫を縛り、教育の質向上の阻害要因となっている」と指摘。認証評価機関から長年にわたり高い評価を受けている機関に対しては、基準適用や認証評価を一部緩和するよう提唱している。多様なステークホルダーとの対話・連携を図るために、大学版『統合レポート』を作成・公表し、研究シーズや大学発ベンチャーの活動状況などを開示することも提唱している。統合レポートは、財務的側面と非財務的側面の両方をステークホルダーに伝えるもので、大企業を中心に作成が進んでいる。
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