科研費、新規採択率は28・6%
2年連続で前年度超え 配分総額はダウン
文部科学省によると、令和4年度の科学研究費補助金事業(科学研究費補助金及び学術研究助成基金助成金)について、主要研究種目=一覧参照=に対して行われた9万2470件のうち、2万6435件が採択された。継続分と合わせると8万3444件。配分額は新規・継続の直接・間接経費合計で約2221億円となり、前年度と比べると1・1億円減った。コロナ禍に伴う継続研究課題の延長などが影響し、新規応募件数は前年度の9万5208件より2738件減少。一方で、新規採択率は3年度比0・7㌽増の28・6%となり、2年連続で前年度を上回った。接経費と間接経費の割合は、10対3。現行科学技術・イノベーション基本計画では、科研費の新規採択率について「30%」という政策方針を掲げており、目標達成まであと1・4㌽まで迫った。
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