博士後期学生への経済支援「抜本的充実を」
科技審総合政策委が次期基本計画へ骨子案
論文数や引用度でない研究業績評価手法の検討も
2021年度に始まる次期科学技術基本計画に関しては、文部科学省の科学技術・学術審議会や内閣府の総合科学技術イノベーション会議で策定に向けた検討が行われているが、7月23日に開催された科技審総合政策特別委員会では、「価値創造の源泉となる基礎研究・学術研究の卓越性と多様性の戦略的な維持・強化」など、次期基本計画策定に向けた中間まとめ骨子案が示された。論文数や引用度だけでない、基礎研究の業績評価手法の検討を求めるとともに、トップレベルの研究大学に在籍する博士後期課程学生への経済的支援の抜本的充実などを要請している。
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