『移転可能なスキル』持つ若手研究者を戦略的育成
科技審人材委と大学院部会合同部会が論点整理案
わが国の研究力強化に向けた研究人材の育成・確保のあり方に関して議論していた科学技術・学術審議会人材委員会と中央教育審議会大学分科会大学院部会の合同会議が7月31日に開いた会合で、論点整理案が示された。世界で活躍できる研究リーダーの戦略的育成や、若手研究者への研究費の重点配分を必要な施策としてあげ、特に研究リーダーの育成に関しては、『移転可能なスキル』の育成の必要性を、トップ10%補正論文数で世界第3位の位置を占める英国での事例等を踏まえて強調。論文生産が世界最多である米国でも、同様の取組が行われていることにも言及し、こうした観点から若手研究者の戦略的育成に取り組むべきとしている。
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