社福法人と同等のガバナンスは「反対」
私立大2団体が学校法人提言への意見表明
「慎重な議論を」「将来の社会貢献に悪影響」
日本私立大学連盟と日本私立大学協会のわが国私立大学を代表する両組織が、今年3月に文部科学省会議がまとめた学校法人ガバナンスに関する提言で、社会福祉法人や公益法人と同等のガバナンス機能を学校法人に求めるとの方向性を打ち出したことに対する懸念を表明した。学校法人が設立時に極めて厳しい条件を求められていることなどを踏まえて、「同一に論じ制度を揃えるという観点のみからガバナンス改革が進むことのないよう慎重な議論を求める」(私立大学連盟)、「最大の無理がある。将来の学校法人の社会への貢献度に悪影響を及ぼす」(私立大学協会)としている。9月9日に開催された学校法人ガバナンス改革会議の会合で行われたヒアリングで、両組織が意見表明を行った。
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