日本私立大学協会は、改訂版「私立大学版ガバナンス・コード」を、10月24日に開催した秋季総会で了承した。学校法人の運営の基本を示した協会憲章で、加盟各大学は、この憲章をもとに、それぞれガバナンスコードを策定する。平成31年に制定した現行ガバナンスコードガバナンスコードの目的・意義を大きく変更するものではないが、「各大学が自らコードの遵守状況を点検し、社会に公表する」指針へと、一層の取り組みを求める内容に改定。協会では加盟大学に対して、同コードにより加盟大学を管理監督するものではないとしたうえで、「教育・研究の質向上を図るとともに、管理運営の透明性を確保し、社会からの信頼を得て、経営の健全性のさらなる向上を図る」ことへの期待感を表明している。同コードは来年4月から適用される。
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