2020年6月22日 社会人活用促進へ免許制度を弾力化(第8856号)

社会人活用促進へ免許制度を弾力化
中教審教員養成部会で議論 就業年限も見直し

免許状を持たない社会人が、教壇に立ちやすくするように、短期の特別免許状制度の導入や、臨時免許状制度の弾力化を進めてはどうか―。中央教育審議会教員養成部会で、こうした考え方を踏まえた議論が進んでいる。中・高校等の免許状を得るための教職特別課程の修業年限に関しても、標準就業年限の見直しなどを行うべき施策としてあげている。免許状を持たない社会人の登用や社会人等による普通免許状取得について、昨年12月に取りまとめられた中教審初等中等教育分科会の論点まとめでは、「教師として必要な質を保証しながらも、免許状を有しない社会人が活躍しやすくなるような制度、運用を整備することが考えられる」との見解を表明。

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【目次】

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