研究力低下の要因は「国際化の不足」
財務省が財制審歳出改革部会で見解
財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会の下に設けられている歳出改革部会が、4月24日に開催された。岸田首相が掲げる〝成長と分配の好循環〟に向けた議論を展開。特にわが国経済成長の源泉である科学技術・イノベーションのあり方としては、研究力向上に向けた課題を提示し、予算の拡充ではなく、国際化の不足や技術職の不足など研究環境の課題に対して、大学自らが戦略的に対処する必要性を強調した。また、政府に対しては、研究の国際化を引き続き推進することを求めるとともに、林立・複雑化している競争的研究を整理し、政策効果を高めることも必要な施策としてあげている。
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