診療報酬を増やすなど経営努力に励む一方で、物価高騰や医師の働き方改革に伴う人件費の増加といった支出増加に伴い、大学病院の運営はかつてないほど厳しい状況にさらされている。2月6日に開催された文部科学省の今後の医学教育のあり方検討会で、大学病院、特に国立大学病院を巡る厳しい状況に基づく議論が展開された。高度医療を行う大学病院では収益と費用が見合わない医療需要への対応が求められるなか、こうした医療の提供を維持できるようなサポートの必要性を強調。さらに老朽化が進む医療機器の導入・更新に関しても、「診療報酬だけではカバーできない部分を支援することが必要」との論点も示している。
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