国と競技団体の関係「見つめ直す」
不祥事事案続出踏まえスポーツ庁がPT
「〝悪しき伝統〟断ち切る好機」年内に取りまとめ
スポーツ界で不祥事が相次いだことを受け、スポーツ庁は、インティグリティ(誠実、真摯、高潔)確保強化のための具体的な方策を検討するプロジェクトチームを設置し、第1回会合を9月12日に文部科学省会議室で開催した。会議の冒頭挨拶した鈴木大地長官は、アメフトやボクシングなどでのパラハラや暴力行為といった不祥事事案が立て続けに報じられていることへの懸念を表明する一方で、「スポーツ界の悪しき習慣や悪い伝統を断ち切る意味ではチャンス」と、これまで隠れていた問題点が表面化していることに関しては前向きに捉えた。また、各団体の自治・自律を尊重するとした上で、来年のラグビーワールドカップや2020年東京オリンピック・パラリンピックが目前に迫っていることから、国と競技団体との関わり方・関係性について見つめ直す考えを示した。PTは、年内を目途にインティグリティ強化のための方策に関する取りまとめを行う予定。
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