来年度予算の概算要求基準を閣議決定
4兆円台の「新たな成長推進枠」設定
令和4年度予算の概算要求基準が、7月7日に閣議決定した。成長分野に予算を優先的に配分する「新たな成長推進枠」を設定する。各省庁の公共事業などを賄う裁量的経費は14・9兆円、人件費などの義務的経費は13・3兆円。裁量的経費の10%を削減した上で、削減総額の3倍が「新たな成長推進枠」の予算として計上されるスキーム。成長推進枠は4兆円台となる見込み。①グリーン社会、②デジタル、③地方活性化、④子ども・子育て―の4分野が成長推進枠となる。
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