文部科学省の科学技術・政策研究所が今月公表した「科学技術指標2024」によると、注目度の高い論文(主要論文)である「トップ10%論文」数のわが国の世界ランキングは、前年度と同様、13位に留まった。「トップ1%論文」数も12位で、前年度と同ランク。トップの中国、2位の米国、3位の英国の後塵を拝しているだけなく、欧州各国、さらには韓国、トップ10%に至ってはイランを下回っている。研究力強化に向けて産学官挙げた取り組みが進められているが、厳しい状況であることがあらためて浮き彫りとなった。
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