進学者のニーズや人材要請に対応するための大学構造改革と理系学生の活躍促進のあり方に関して議論を重ねてきた文部科学省のタスクフォース(TF)のとりまとめが、8月2日に公表された。昨年5月に公表された教育未来創造会議第一次提言を踏まえて、特に理系分野を専攻する者(理系人材)の育成・活躍のために取り組むべき施策を検討するため、文部科学副大臣の下に設置。さらに省内有志職員で構成するワーキングチームでも精力的に意見を交わしてきた。成長分野を牽引する大学・高専の機能強化に向けた基金(NIAD基金)の機能強化や、研究者が機関間異動を容易にできるようにするといった施策を打ち出している。また、民間企業等を大学院教育の中に呼び込み、博士学生と企業等の相互理解を深める『逆インターンシップ』の推進も提唱している。とりまとめ内容は今後の予算要求や施策に活用するなど、実現に努めることとしている。
続きは紙面での掲載となります。
【目次】
〔通 知〕
危機管理マニュアルの点検結果に
本紙の特色 | 『文教速報』は全国の国立学校、独立行政法人等の動向・人事等を中心に編集し週3回刊行。全国の文教関係に携わる読者に最新の情報をお届けしております。 特に国立大学の再編・統合、平成16年4月からの独立行政法人への移行等、最新の情報をもれなく掲載しております。 |
購読料金 | 月額 7.560円 (税込) |
刊行日 | 隔日 月・水・金/祭日は休刊 |
bunkyo@kancho-t.com |