文部科学省は令和6年度予算概算要求を財務省に提出した。「質の高い公教育の再生」「新しい時代の学びの実現に向けた学校施設の整備」「高等教育機関の多様なミッションの実現」などを目指すもので、一般会計は前年度比6275億円、11・9%増となる5兆9216億円を要望。このうち文教関係は、「4兆3759億円プラス事項要求」を計上。5年度予算と比較して、3613億円以上の増額を目指す。国立大学運営費交付金は前年度予算比305億円アップとなる1兆1089億円とした。ミッションを踏まえた強み・特色ある教育研究活動を通じて先導的な経営改革に取り組む〝地域や特色分野の中核となる大学〟や、ガバナンス改革を通じて〝トップレベルの教育研究を目指す大学〟をサポートする「国立大学経営改革促進事業」経費として、前年度比20億円増の70億円を盛り込んだ。国立大・高専等施設整備費は、前年度予算の363億円から大幅増額となる950億円の確保を求めた。
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