理系専攻大学生の割合「5割目指す」
教育未来創造会議が第一次提言策定
高専は産業界ニーズ踏まえた機能強化を
高等教育のあり方などを議論している政府の教育未来創造会議は、5月10日の会合で第一次提言を取りまとめた。現在、35%に留まっている自然科学(理系)分野の学問を専攻する学生の割合を、「OECD諸国で最も高い水準である5割程度を目指す」との目標を設定。今後、5~10年程度の期間に集中的に意欲ある大学の主体性を生かした取組を推進することとしている。デジタル・グリーンといった成長分野への再編・統合・拡充を促進する仕組みを構築するとともに、STEAM教育の強化・文理横断による総合知創出などに取り組むこととしている。高専に関しても言及し、デジタルなどの成長分野での定員増など、産業界や地域のニーズも踏まえた機能強化に努める方針を示した。女子学生の理系専攻を後押しする意向も表明。女子学生の確保に積極的に取り組む大学への基盤的経費によるサポート強化も図ることとした。
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