教員の半数以上が「両立困難」
教育と研究を両輪とする大学教育で論点整理案
「時間は有限」前提に運営マネジメント確立を
教育と研究は高等教育を構成する重要な二つの柱であることは言うまでもないが、わが国の大学教員は教育よりも研究に重点を置いているとの指摘がある。また、大学教員の半数以上が教育と研究を両立することは難しいと感じている―。こうした現状を踏まえて、中央教育審議会大学分科会では、「教育と研究を両輪とする大学教員のあり方」に関する議論が進んでいる。去る1月22日に開催された会合では、これまでの議論を踏まえた論点整理例(案)を提示。授業科目数の過多と細分化の見直しや、求める大学教員像の明確化、ティーチング・アシスタント(TA)による授業支援の充実といった施策が示された。また、「教員の時間は有限」であることを前提にした大学運営マネジメントの確立も求めている。
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