政府は6月11日に首相官邸で開催された経済財政諮問会議で、今月21日の閣議決定を目指している「経済財政運営と改革の基本方針2024」、いわゆる「骨太方針2024」の原案を示した。来年度の国・地方合わせたPB(プライマリーバランス、基礎的財政収支)黒字化の方針を堅持。3年ぶりに〝令和7年度までのPB黒字化〟との文言が登場した。また、令和8年度までの財政健全化集中取組の後続として、「経済・財政新生計画」を策定する意向も表明。人口減少が本格化する2030年度までを対象期間としており、〝新たなステージ〟への移行を支えるプランを定め、経済・財政一体改革を推進する。
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