2025年度までにPB黒字化
政府が「骨太の方針」を閣議決定
大学改革へ意欲 経営力強化や連携統合を推進
政府は、経済財政運営と改革の基本方針である〝骨太の方針〟を6月15日に閣議決定した。一人ひとりの人材の質を高める〝人づくり革命〟と成長戦略の核となる〝生産性革命〟に最優先に取り組む方針を示し、二つの〝革命〟の基盤の一つとなる高等教育の重要性を強調。時代や地域、産業界のニーズに合った教育機関へと変革するため、機能の明確化や教育の質向上、学生が身に付けた能力の見える化といった大学改革に取り組む。また、教育の充実等を図るため、大学の経営力強化に取り組むとともに、大学の連携・統合を進める。また、5年間の先送りをしたものの、基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化を2025年度に達成するため、団塊世代が75歳を迎える2022年度の前までの2019年度から2021年度を、「基盤強化期間(仮称)」と位置づけ、持続可能な経済財政の基盤固めを行うこととした。
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