大学病院の経営状況の厳しさは一層増しており、令和6年度は経常収益が全国の国公私立大学病院で508億円の赤字となった。全国医学部長病院長会議(AJMC、会長:相良博典昭和医科大学病院長)が明らかにした。AJMCは「物価高騰や賃上げ対応に伴い、各大学の経営状況は悪化。大学病院本来の機能を維持することが困難な状況に陥っている」と危機感を表明。「このままでは病院閉鎖による地域医療崩壊となり、国民の健康や福祉に影響ができる恐れがある」との見通しを示した。その上で、こうした状況を改善するため、厚生労働省や文部科学省など国に対して緊急な財政支援を行うよう求めた。
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