GPA、卒業判定への使用は「1割台」
大学分科会部会で「出口質保証」方向性
キャップ制実質化や教学マネ評価も要請
今後の高等教育機関の機能・役割、教育の在り方、振興策について審議している中央教育審議会大学分科会の部会が1月13日に開いた会合で、これまで7回にわたる議論のとりまとめ素案が示された。「出口での質保証」の充実・強化に向けた方向性を提示。大学での学修成績を数値化したGPAはほぼすべての大学で導入しているものの、実際に進級・卒業判定基準に使用しているのは1割台であることを問題視した。また、同じくほぼすべての大学で取り入れている履修単位の上限設定「キャップ制」に関しても、単位の過剰登録に起因とする課題がみられるなど、これらの取組の実質化を図るよう求めている。
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