2018年9月12日 大学分科会将来部会WGが「海外展開」で議論(第8613号)

「転入学とメディア授業」など多様な学習方法

 大学分科会将来部会WGが「海外展開」で議論

2040年の高等教育像のあり方を探っている中央教育審議会大学分科会将来構想部会のワーキンググループは、9月7日に都内で会合を開き、今後の海外展開促進に向けた方策に関して議論した。グローバル化の進展という世界的な流れなどで海外展開の重要性が今後一層高まることを踏まえ、海外展開方策のモデルとともに、校地校舎の自己所有、定員管理といった多様な観点から意見を交わした。新たな海外展開モデルについては、「多様なメディアを高度に利用した授業」を活用した教育プログラムの展開などを進むべき道として掲げた。転入学や留学とメディア授業など多様な学習方法を組み合わせることで、学生に多様な学習キャリアを提供。こうした取り組みにより、大学の海外展開を加速させる。

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