2018年9月10日 大学分科会将来構想部会が答申記載内容案(第8612号)

大学分科会将来構想部会が答申記載内容案

      『18歳中心主義』からの脱却の必要性など強調

今年生まれた子どもたちが大学の学部段階を卒業するタイミングとなる年である『2040年』をターゲットとした高等教育のあり方を検討している中央教育審議会大学分科会将来構想部会は、この秋とりまとめる予定の答申「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」の記載内容案を、9月5日に都内で開催された第25回会合で示した。同部会では、今年6月に公表した中間まとめを踏まえて議論を進めており、高等教育の規模や高等教育への投資、さらに国公私立の役割分担などについて委員からの意見を踏まえた考え方を示している。高校からの入学に過度に依存している『18歳中心主義』からの脱却の必要性を強調。社会人や留学生の受け入れを従来以上に積極的に行うことなどを促している。

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