設置基準など質保証システムを議論
大学分科会の下に新部会を設置(中教審)
第10期中央教育審議会が2月20日スタートし、2021年までの2年間にわたる議論が始まった。2017年に始まった前期第9期では、大学関係では、文理横断型の教育への転換を求めるとともに、18歳人口の減少を踏まえた連携・統合のあり方などを示した『2040年に向けた高等教育のグランドデザイン』答申を取りまとめるなど、わが国高等教育の進むべき方向性が打ち出された。一方で、大学や大学院等が抱える課題は山積しており、今期中教審でも、大学分科会での活発な議論が行われる。特に、大学設置基準などの質保証システムに関しては、見直しに向けた検討をグランドデザインでも求めていることを踏まえ、大学分科会の下に新たに部会を設置することとなった。
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