単位制度運用の弾力化や教員概念の見直し
大学分科会で質保証システム改善充実の審議まとめ
新たな時代を見据えた質保証システムの改善・充実に関して議論を重ねてきた中央教育審議会大学分科会は3月28日に開いた会合で、これまでの審議のまとめを了承した。最低限の水準を厳格に担保しつつ、大学の多様性・先導性を向上させる方向で、質保証システムを改善・充実する必要性をあらためて強調。講義や実習などの時間区分の大括り化や単位当たり時間は標準時間であることを明確化するなど、単位制度運用の弾力化を図るよう提唱した。また、〝一つの大学に限り〟とされている専任教員の概念を見直す一方で、認証評価で不適合とされた大学の受審期間の短縮化といったことも、具体的な改善事項として例示している。
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