大卒就職者の3年以内離職率、32・0%
事業所規模「5人未満」は半数以上が退職
新卒大卒就職者の3割が、就職後3年以内に離職していることが、平成28年3月新卒者を対象にした厚生労働省の離職状況調査で明らかとなった。前年比0・2㌽増。離職率は事業所規模が小さいほど高く、5人未満の規模の事業所に就職した者の5割以上が3年以内に、卒業時の職を去っている。厚労省の調査によると、大学新卒者のうち就職後3年以内に離職したのは、全体の32・0%となった。事業所規模別では、1000人以上の事業所に就職した大卒者の3年以内離職率は25・0%(前年比0・8㌽増)、事業所規模500人~999人が29・6%(前年比同)、100人~499人が32・2%、30人~99人が39・3%(0・3㌽増)、5人~29人が49・7%(0・4㌽増)、5人未満が57・7%(0・7㌽増)。事業規模が小さくなるにつれ、離職率も高くなっている。
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