国際化の不足が研究力向上の妨げに
財審分科会で財務省が指摘・提言
施設設備の適切な利用料徴収を要請
財務省の財政制度等審議会財政制度分科会が4月8日に開催され、「科学技術」に関して、予算執行のあり方などを中心に議論を深めた。トップ10%論文が全論文を占める割合は、わが国はほかの先進諸国と比較して低迷していると指摘。国際化していないことがパフォーマンスの妨げとなっているとの見方を示した。また、各業務の従事時間の割合をマネジメントする「エフォート管理」とともに、施設・設備の共用を進めるよう要望。特に施設設備の共用では、地方大学で利用料を十分に徴収していないことを問題点としてあげた。製造費の回収を基本に利用料金を設定している欧米スパコンの事例を紹介し、積極的に運用するよう求めている。
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【目次】
〔通 知〕
教育法施行規則改正省令の公布
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