国立大病院2年度決算、412億円の減益
収益減少の一方で人件費や診療経費は増加
国立大学病院長会議は、7月9日のプレスセミナーで令和2年度の決算概要を公表した。新型コロナウイルス感染症への対応により、収益面では199億円減少した一方で、人件費は121億円増加。診療経費も92億円増加するなど、差し引き412億円の減益で、大幅な減収・減益となった。国立大学病院の収益の内訳をみると、附属病院収益は前年度比199億円ダウンの1兆1753億円、運営費交付金収益は88億円減の1087億円、その他収益は698億円増の1436億円で、収益総額は410億円アップの1兆4276億円となった。
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