国立大学病院長会議は12月1日に記者会見を開き、今年度に続き6年度も大幅な経常損失となる見込みであることを明らかにした。在院日数短縮の医療効率化によって、1日当たりの入院単価をアップさせるなど、附属病院収益は年々増加傾向にあるが、医療の高度化に伴う医薬品・診療材料費が増加し、長年にわたる増収減益傾向が来年度も継続。診療報酬等の適正な評価や財政支援が行わなければ、来年度の経常損失は、今年度の452億円を100億円以上上回る596億円まで拡大する見込みだという。病院長会議では、全国の大学病院で破綻に近い状態が起こることに対する危機感を表明。適正なサポートの必要性を強調した。
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