国立大学法人等の施設整備推進のあり方を検討している文部科学省の有識者会議は、昨年10月に取りまとめた第一次報告を補完する〝第2次報告〟案を6月30日に開催した会合で示した。昨年12月からの議論を踏まえたもので、多様な人々に開かれた存在となるため、ユニバーサルデザイン(UD)を取り入れるなど、基本的な生活環境としての整備・充実の必要性を強調。また、グローバル化を推進するために、生活を通じてさまざまな交流が促進される空間の整備など「単なる寝食の場に留まらない宿舎の整備」といった取組を提唱している。第2次報告は、提言内容に各大学の参考事例を加えて今夏とりまとめられる予定。文科省では、報告で盛り込まれた方向性などを令和6年度概算要求に反映する方針だ。
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