国立大学機能強化のあり方を探っている文部科学省の検討会議が、6月17日に開催された。10回目となる今会合では、これまでの議論を踏まえた「改革の方針(仮称)」イメージが文科省から示された。国立大学は、学部卒業ではなく〝大学院修了〟を標準とすることへの検討を促すとともに、物価高騰等により厳しい経営状況にある附属病院については大学本部を含めた幹部職員による主体的な経営改善を行う必要性が強調された。大学統合に関しては大学全体だけでなく、一部の機能や〝実質的な統合〟も「一案」と指摘。共通事務や各種システムの共用化といったことを促している。
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