新しい価値を生み出す「共創拠点」目指す
国立大学施設整備推進検討会議で方向性案
国立大学法人の施設整備推進のあり方を検討している文部科学省文教施設企画・防災部の協力者会議は、3月22日の会合で、「まとめの方向性案」を示した。学生・教職員だけでなく、地域や産業界との対話を通して、大学としての目指すべき方向性を定めた上で、キャンパス・施設を最大限活用。新たな価値を生み出す「共創拠点(イノベーション・コモンズ)」を目指すことの必要性を強調した。国に対しては、重点的な支援を行うとともに、ソフト・ハード一体となったサポート、さらに施設整備の企画段階からの支援などを強化することを要請している。
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