国立大学協会の令和6年度第3回総会が、1月22日に学術総合センター中会議場で開催された=写真=。昨年秋の国大協会見で「国立大学は限界を迎えつつある」と、財政面を中心とした惨状が訴えられたことなどを踏まえ、各学長からは国立大学法人をめぐる状況に関する発言が相次いだ。社会的なインパクトを起こした〝限界〟会見であるが、来年度予算案をみると、運営費交付金の増額が大学側にとっては不十分なレベルであることなどから、「こんなことでいいのか」と、現状を嘆く学長の姿がみられた。また、厳しい経営状況が続いている附属病院に対する支援拡充を求める意見とともに、国民が一層国立大学への理解を高めるための提言なども寄せられた。総会で聞かれた各学長からの発言要旨は次のとおり。
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