国大共同利用・研究拠点の認定評価で検討方向性
『ネット型』の規程改正イメージ提示(科技審部会)
国公私立大学の附置研究所・施設のうち、大学の枠を越えて全国の研究者が共同利用できる共同利用・共同研究拠点。現在、54大学(31国立大学、24公私立大学)101拠点が認定されている。また、平成30年度からは、拠点のうち、国際的にも有効かつ質の高い研究資源等を最大限活用しているものを、国際共同利用・共同研究拠点に指定している(令和元年10月現在、5大学)。このうち、国立大学の共同利用・拠点の認定・評価制度の見直しが進んでおり、このほど開催された科学技術・学術審議会学術分科会の作業部会で、検討に向けた基本的な方向性のたたき台が示された。複数の大学研究所が連携して形成している『ネットワーク型拠点』の規程改正イメージが提示され、認定対象を申請大学のみとするか、もしくは協力施設も含めるかといった観点から議論する。また、現在4段階となっている評価結果に関しては、5段階とすることで、拠点の状況をより丁寧に表わす方針が示された。
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【目次】
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